今回の記事では、僕の生徒でお茶の水女子大学に現役で合格したAさんのエピソードをご紹介します。
☆動画で見たい人はこちらから☆
彼女はC判定からの合格で、センターの点数で言うと、ギリギリ受かる定員の中に入っているかどうか、という「ギリギリライン」でした。
そんな彼女がどのように合格したか?
合格直前はどのようにして、メンタルを保ちながら勉強に勤しんでいたかを手書きのメッセージで書いてくれました。
お茶の水女子大学、合格の証拠
クリックすると拡大します。
合格体験記(企画の感想込み)
(クリックすると拡大します)
テキストバージョン
私は11月頃にどうにも勉強したくなくて、でも勉強しなきゃいけないという気持ちがあるから、完全に勉強から逃げることもできなくて、とりあえず勉強法とか、合格体験記とか、受験に関係のあるサイトやHPを見まくっていたとき、偶然しんさんのブログを見つけました。
最初はなんとなくメールを送ってみたんですけど、そんなメールにさえも長くて真摯なメールを返してくれるので、気分が良くてたくさんメールしました。
もともと私は東大文三を目指していたのですが、もしの判定はいつもEで全く自信がなくて、親しい友人にも志望校を隠していたので、勉強に関することで相談できる相手がいませんでした。
そこでしんさんですよ。そうです。とても良き相談相手だったんです。
なにか言えばアドバイスや経験者の立場からの意見がしっかり帰ってきて、何度も落ち込んだ気持ちから引き上げてもらいました。
しんさんは本当に信用できます。(これ重要!)
どんな夢に対しても絶対否定的なことを言わずに応援してくれます。
私の夢はいろんな国の言語を学び、実際にその国に言って、現地の人々と自分で会話をすることです。だからそのために大学でも欲張って勉強したいのです。大抵の大人は「それやって将来役に立つの?」とか「職につながらないんじゃない?」とか言ってきます。
でもしんさんは、感動したって認めてくれました。
それから通話もするようになりました。
受験Final Stage突破チーム(2013年当時行っていた企画です。)と徹底指導コース(これも企画です)の両方に参加してましたが、どちらかというと、積極的に企画に参加するというのではなく、むしろメルマガを読んで、通話でカウンセリング受けて、自分で勉強するという感じでした。
しんさんは私にとって勉強カウンセラーでした。
センター終わってから出願どこにしようか、本気で悩みました。
今までずっと東大を目指してきたのに、変えても良いのか。浪人はしないって決めてるから安全なところにすべきじゃないのか。でもここで下げるのはプライドが許さないし、受けてみなきゃ受かるかわかんないのに、東大諦めて良いのか…
ぐるぐるぐるぐる悩みました。
そのときもしんさんは話を聞いて応援してくれました。
結局私は東大が怖くてお茶の水女子大学に出願したわけですが、お茶大も簡単だったわけではありません。センターリサーチはどこもC判定だったし、何より受験科目が国・英のみということで、飽きる!とにかく飽きます。本当に飽きます。
もともと国・英はフィーリングでやってきたタイプだったので、それを丁寧にやるめんどくささは半端じゃないです。しかも数学好きなのに、数学がないという切なさ。
この時期はほとんどしんさんと通話もせず、メルマガ読んで、精神の安定をはかって勉強してました。
出願後は友人にも勉強での不安について話せてたから、しんさんもとい勉強カウンセラーさんとの通話がなくてもやってこれたからかもしれません。
そんなこんなで合格しました。そして私はしんさんと友だちになりました。しんさんは私の友達です。受験勉強してるときからずっと、しんさんとは友達になりたいなりたいって言ってきてました。合格して私が受験生ではなくなったので、もう友達なのです。
そうはいってもやっぱりしんさんの方が年上なので、経緯を払っていきます。
お世辞を言い合ったりします。
何を言いたいかまとまりませんでしたが、受験というひとつの壁をこえる中で、しんさんや他のチーム生のみなさんとつながりを持てたことが大きな収穫だったと思います。直接会うことはなくても信頼できる人たちをみつけ、一緒に頑張ったという事実が自分の中できっと大きな座員さんになるだろうと思うと、本当にあのとき勇気を出してしんさんにメールして、チームに参加して良かったなって思えます。
しんさんありがとうございました。
なぜ、彼女はC判定からでも合格出来たか?
Aさんは比較的「自分」を強く持っている生徒で、夢を語る時もものすごく自信満々なメールの文面でした。
しかし、それとは裏腹にナイーブな部分もあって、通話で受験のことや心のことなど話した覚えがあります。
彼女が受かった理由を考えると、やっぱり
気持ちが萎えてきたことを理由に勉強をやめなかったことです。
気持ちに負けて勉強をやめてしまう受験生は受からない
萎えてきた・・・やめよ・・・
と、気持ちに負けて勉強を「辞めてしまう」受験生はやっぱり受かりにくい。
受かる受験生は、気持ちに負けそうになっても諦めない。
それは「気を強く持つ」とか「気にしないで淡々とやる」とか「やる気はしないけど、とにかくやる」とか色んなアプローチがあると思いますが、
Aさんは、こんなアプローチをとりました。
気持ちが萎えたから、自分をやる気にさせてくれる情報を探そう。と。
[voice icon="http://sinbook01.com/wp-content/uploads/2017/09/girl_shock.png" name="Aさん" type="l"]萎えてきた・・・→ でも、勉強しなきゃ。勉強のやる気が出る、勇気が出る何かを読もう。情報を探そう。[/voice]
このように対応策を考えて動いた。
この行動が合格をもたらしてくれたんじゃないかなと思います。
メンタルを保つために人を頼るのはありか?
突然ですが、あなたのメンタルは強いですか?それとも弱いですか?
僕はどちらかと言うと、かなり弱い方で、
頑張るときは頑張るけど、メンタルが弱くなると一気に行動力が落ちるタイプの人間でした。
受験生は合格するまで心を強く持ちながら、淡々と受験勉強をし続けることがベストではあるのですが、中々人間そうもいきません。
特に高校生にとっての「大学受験」というのは人生でほぼほぼ初めての「試練」のようなものです。
そんな初試練のときに
メンタルを強くないやつはダメだ!最初から最後までずっと、たった1人でもメンタルを強く保って勉強しろ!
なんて言う方が酷なのです。
ですので、Aさんのように
メンタルで悩んだら、人に頼ってオッケー
だと僕は思ってます。
だから周りの大人を頼る。
先輩を頼る。
経験者に頼る。
それができる人は、比較的伸びやすいです。
なぜなら、「どうしようどうしよう」と一人で悩んでいる時間が短くなって、より自分の成長のための時間を使うことができるからです。
これは「依存する」というわけではなく、心理的な心の支えとして「部分的に頼る」という意味です。
まとめ:メンタルで悩んだら先輩に頼ろう!
頑張るのは自分。
でも心が不安になっちゃったから、経験者の人と話して心を落ち着け、また頑張る気力を持とう。
こう考えるのって別に僕はありな考え方だと思っています。
そうやって人間って支え合って生きているな〜とも思いますしね。
改めまして、Aさんおめでとう!